四川料理店「川人百味(センニンヒャクミ)」(北九州市小倉北区紺屋町、TEL 093-967-0777)が11月9日、小倉・紺屋町の「北九州第一ホテル」1階にオープンした。
【関連画像】ランチメニューの「ナスの辛味噌煮込み定食」(880円)
中国・大連を中心とした46都市でチェーン展開する同店の海外初出店で、店主の王学軍(オウガクグン)さんが「本部オーナーと交渉しながら、約1年半の準備期間を経て」起業した。店舗面積は約50坪、席数は70席。
ランチは、マーボー豆腐や焼きギョーザ、酢豚、ホイコーローなどの定番や、「高菜と豚バラ醤油(しょうゆ)煮」「甘酢味魚揚げ」「ナスの辛味噌(みそ)煮込み」などの日替わり(780円~980円)を用意する。
「中華料理は、いろいろなお酒とも合う」と言い、夜は「パセリとピーナッツ和(あ)え」(302円)などのつまみメニューのほか、「よだれ鶏」(950円、小サイズは626円)、「海鮮野菜のすくい和え」(1058円、同734円)など、「お酒と共にオーダーしやすいメニューも用意した」(王さん)。ほかに、「白身魚の四川風辛煮込み」「牛肉の四川麻辣(マーラー)煮込み」(以上1,490円)など。
アルコールは、ハイボール(410円~486円)、生ビール(中=518円、大=734円)、のほか、サワー(453円~)、ワイン、焼酎、日本酒、紹興酒、カクテルなど50種以上をそろえる。
開業に当たり、中国から点心専門の料理人を含む6人の料理人を呼び寄せ、「ワンタン」(12個950円)、「ショウロンポウ」「エビ蒸しギョーザ」「シューマイ」(以上3個518円)などの点心メニューも用意する。
王さんは「日本人にとって中華料理といえば、何十年も前から八宝菜や酢豚などのイメージが強すぎて、それら以外に目が向かないが、中国では40年前の開放政策以降、新しい中華料理がどんどん生まれている。本場の中国人料理人らと、日本人好みの味に調整しながら、現代のおいしい中華料理を広めていきたい」と意気込む。
営業時間は11時~14時30分、17時~24時。