「アミュプラザ小倉」(北九州市小倉北区浅野1)が2月5日、同施設東館1階で改装中の「小倉宿(しゅく)駅から三十歩横丁」を3月28日に開業すると発表した。管理・運営は「小倉ターミナルビル」(同)。
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「JR九州ステーションホテル」1階の元フロントやカフェだったゾーン、約1000平方メートルを改修し、「築地銀だこハイボール酒場」「博多もつ鍋 おおやま」「博多ラーメンShinShin」「串カツ田中」「とりかわ竹乃屋」「小倉漁介酒場 魚衛門(ぎょえもん)」「餃子 くろがね」「肉バルGOTCHA(ガッチャ)」の8店が出店する。
社長の山下信二さんによると「8店で一つの大きな居酒屋と考えている。各店の敷居を低くし、開放感のある内装になっており、生ビールは全店で1杯480円で提供する」とこだわりを見せる。ランチタイムは全店で禁煙にする予定。席数は計約500席。初年度の売上は5億円を見込む。改修に伴い、ホテルフロント機能は昨年12月、7階に移動した。
駅の改札から至近距離に位置するオープンスペースの居酒屋業態は、JR九州グループ内では大分駅の「豊後にわさきいっぷく横丁」や博多駅の「駅から三百歩横丁」がすでにあり、「大分駅や博多駅の実績、小倉の土地柄、横丁という雰囲気にふさわしい店と交渉を進めた。うち4店舗は新しい業態として施設のコンセプトに沿った新メニューを展開する」とも。
営業時間は11時~24時。
合わせて「アミュプラザ」のテナント24店の新規出店やリニューアルも発表した。3月8日にかけて順次オープンする24店中14店が新規出店で、うち4店は2月末で閉店する「コレット」(京町3)からの移転となる。
営業時間は10時~20時30分(金曜・土曜・日曜・祝日・祝前日は21時まで)。