作業服大手「ワークマン」の門司店(北九州市門司区大里新町)が、高機能ファッションを取り扱う「ワークマンプラス」に業態転換して2カ月を迎える。開業日は3月14日。福岡県内では「福岡和白店」(福岡市東区)に次ぐ2店目。
同社は、アウトドアウエアの「フィールドコア」、スポーツウエアの「ファインドアウト」、レインスーツの「イージス」の3ブランドを2016年から順次立ち上げたところ、釣りや登山、ランニング、バイクを乗る時に使えるとSNSを中心に話題になった。3ブランド専門に取り扱う業態の1号店としてショッピングセンター「ららぽーと立川立飛(たちひ)店」を昨年9月にオープンし、以降ショッピングセンター内に相次いで開業したことで顧客層の拡大が加速した。
女性向けのカラフルなデザインの商品も多くそろえていることから「ワークマン女子」という言葉が生まれ、商品機能を紹介するブログやユーチューバーも多く現れた。
広報担当者は「九州のお客さまは、作業服以外の3ブランド商品への関心が高く、幹線道路沿いでお客さまの集客が多く見込める。小倉だと重工業のイメージが強いが、門司だとさらに一般のお客さまからの需要が見込めると考えた」と、業態転換のきっかけを話す。
営業時間は7時~20時。