門司港のエスニックレストラン「プリンセス・ピピ」(北九州市門司区西海岸)が7月から新メニュー「しおかぜソフトクリーム」の販売を始めた。
「レトロ観光列車『潮風号』をイメージした淡い青色と塩バニラ風味が特徴」(店主の岡嵜孝和さん)というソフトクリームで、コーンにのせたテークアウト用と、フルーツやコーヒーゼリーなどとパフェに仕上げた店内用を用意する。
岡嵜さんは「リニューアル工事に6年以上かけてオープンした門司港駅や、『潮風号』が10周年を迎えたことなどを契機に、お客さまに味で思い出づくりを、と企画した」と話す。「これまで50種以上のアイスクリームを作ってきたが、ソフトクリームの開発は初めて。開発に約300日間かけてたどり着いた味は、地元・玄界灘の塩を使った甘じょっぱい味」とも。
レトロ地区のお土産ニーズも高いことから、同店のオリジナル焼きカレーをレトルトに仕上げた「門司港王様焼きカレー」の販売も行うなど、販路の拡大にも余念がない。「門司港駅の復元以降、お客さまがかなり増えた。このチャンスを生かして、門司港のイメージをさらに上げていきたい」と期待を込める。
「しおかぜソフトクリーム」は350円。営業時間は、11時~15時、18時~22時。火曜定休。