JR下曽根駅南口そばの特設会場(北九州市小倉南区下曽根新町)で10月30日、「第11回モール大通り音楽祭」が開催される。主催は、周辺の企業や田原・曽根・曽根東・貫地区の各自治連合会で組織される実行委員会。
展示される陸上自衛隊小倉駐屯地の装甲車。運転席に座ることもできる。(昨年の模様)
同イベントは、駅前ロータリーから国道10号線までの「モール大通り」を会場として、近隣の幼稚園児の演奏や小中高校のブラスバンド、北九州市消防音楽隊など14団体約500人による音楽主体のステージや、フリーマーケット、縁日、大道芸イベント、スタンプラリーなどが行われる。今回は小倉南区役所との共催で、「小倉牛の丸焼き」などを販売する「秋の収穫祭」や「健康なんでも相談」も。
JR曽根駅南口側は、1980年代後半から行われた土地区画整理事業で新しく街並みが形成され、1995年に「ザ・モール小倉」が開業。それまで農地や雑地だったところに「新しくできたまちを活性化し、地域との結びつきを強める」目的で、周辺の自治会長や商店主が中心となって計画し、2001年に第1回の音楽祭が開催された。以来、毎年2万人規模の集客がある。
「恒例のフリーマーケット40区画は、すぐに出店の申し込みがあり全て埋まった。昨年好評だった陸上自衛隊小倉駐屯地の装甲車の展示を今年も行う」と実行委員会事務局の神田さん。「これまで地元の皆さんと協力してつくり上げてきた祭り。今年もさらに盛り上げたい」とも。
開催時間は9時~17時。