焼きうどん専門店「だるま堂」(北九州市小倉北区魚町1、TEL 093-287-5215)が4月1日、土産パッケージ商品「だるま堂焼うどんセット」の販売を始めた。
「だるま堂」店頭では調理済みのテークアウト商品、「焼うどん」(500円)、「焼うどんパン」(200円)も販売している
うどん乾麺と風味付けの魚粉、味付けのソースをパッケージにまとめ、「豚肉やキャベツ、玉ネギを加えることで(同店の)オリジナル焼きうどんの味となり、さらに目玉焼きを加えると看板メニューの『天窓』になる」と店主の竹中康二さん。
「だるま堂」は戦後、うどんが手に入りにくい時代に乾麺を使った焼きうどんの提供を始め、発祥店として知られている。3代目店主の坂田チヨノさんが一昨年亡くなったことで、昨年7月から竹中さんが主宰する「小倉焼うどん研究所」が経営を引き継いだ。
竹中さんは「約20年、焼きうどんを通じた町づくり活動をしてきて、(焼きうどんが)北九州が誇る食文化だと実感している。北九州の魅力をもっと多くの人に知ってもらいたいと、お土産品として販売する」と話す。
価格は、5食入り=1,620円、2食入り=756円。同店店頭や「里山商会KOKURA」(室町1)などで販売する。