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門司の手作り人形工房、来年の干支「巳」の人形作りが最盛期に

「毎日毎日人形の制作に追われている」と上村さん

「毎日毎日人形の制作に追われている」と上村さん

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 門司で乾燥土人形の制作を手掛ける「門司ヶ関人形工房」(北九州市門司区大里新町、TEL 093-371-0488)で現在、来年の干支(えと)である「巳(へび)」の人形作りが最盛期を迎えている。

上村さんデザインの「巳」が採用された「年賀切手」(80円)

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 同工房を主宰する上村誠さんが、型を取らずに全て手作りする乾燥土人形で、「焼き物の人形にはない、手触りや個性的な形が魅力」という。巳の人形(1,000円)は体長約4センチ。

 今回の巳人形は「平成25年度年賀切手」のデザインに採用されたこともあり、「発表のあった9月9日以降、注文が絶えない状況が続いている」という。「例年、干支の人形は10月から作り始めるが、今年は1カ月前倒しで制作を始めた。それでも年内の納品分は全て予約注文で完売状態。今作っているものは年明けに納品する」とも。

 「毎年この時期は、毎日が干支の人形作りで追われるが、どれも個性的な表情になるように一つ一つ手間暇かけている」と人形制作への思いを話す。

 北九州市内では、淡島神社や旧門司三井倶楽部(以上、門司区)で販売するほか、伊勢神宮内宮の参道の土産店で扱う。

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