![7月13日に行われた「搭乗者への記念品プレゼント」](https://images.keizai.biz/kokura_keizai/headline/1374479225_photo.jpg)
北九州を拠点に各地に就航する「スターフライヤー」(北九州市小倉南区空港北町)は7月12日、初の国際線「釜山便」就航から1年を迎え、搭乗者数や搭乗率などの業績を発表した。
同社は2006年、北九州空港が現在地への移転と同時に「羽田空港」間で就航し、翌2007年には「羽田~関空」路線、2011年には羽田空港の発着枠拡大で「福岡~羽田」路線も就航した。釜山へは現在1日2往復運行している。
昨年7月から今年5月末までの釜山便の搭乗者数は「約10万6000人(搭乗率約57パーセント)」といい、「就航当時は、韓国での知名度が低く、また日韓情勢の不安定さもあり搭乗者数は伸び悩んだ。今年になって、韓国側での営業活動やアベノミクス以降の円安が功を奏し、搭乗者数も好調の兆しが見える。搭乗率も60パーセント以上を維持している」と広報担当者。
小倉・魚町の魚町銀天街や旦過市場でも「韓国人観光客が増えた」(市場関係者)といい、「大學堂」(魚町4)は、「韓国からのお客さまがブログなどに書いてくれたことで、韓国内で口コミが広がっているようだ」と話し、同施設で提供する「大學丼」(200円)の楽しみ方を記載した韓国語版のパンフレットも用意した。
同社は現在「釜山往復航空券」(抽選で150人)をプレゼントするキャンペーンを展開している。応募締め切りは9月30日。応募方法など詳しくはホームページで確認できる。