小倉・旦過市場内の「大學堂」(北九州市小倉北区魚町4)が2月7日、障がい者就労支援施設「五常」(戸畑区菅原1)と共同で、「毎週金曜日限定」で「チキンカレー」の提供を始めた。
今井商店で購入した「ロースかつ」(150円)を乗せた例(合計650円)
2008年に開設された「大學堂」は、北九州市立大学文学部人間関係学科のゼミ生を中心とした「九州フィールドワーク研究会」が主宰する社会調査実習施設。指導する竹川大介教授の発案で、市場内で売られている総菜を自由にトッピングできる「大學丼」を提供している。
カレーは、「五常」に通う障がい者が作るもので、「油や小麦粉の量を極限まで抑え胸焼けや胃もたれを起こさない」「34種のスパイスを使った独特の風味と食感」「保存料や合成着色料は不使用」などの特徴を持つ。「自分が作ったカレーを、実際にお客さまが食べている姿を見たい」という願いから実現したもの。
「大學丼」(200円)と「チキンカレー」(300円)の組み合わせのほか、丼ご飯にカレーを掛ける前に市場内各店で思い思いのトッピングを載せることもできる。持ち帰り用の「小倉牛ビーフカレー」(200グラム650円)も用意する。
提供時間は11時~14時。