小倉・馬借のうどん専門店「秋月」(北九州市小倉北区馬借2、TEL 093-512-1828)が12月から提供を始めた創作うどんが話題を集めている。
店舗面積は約20坪、席数は30席。店主の時津雄大さんが「北九州のうどん業界のオンリーワンを目指したい」と昨年12月、「タイカレーうどん」(750円)を考案。フェイスブックを中心に口コミが広がり、「創作うどんの可能性を感じた」という。1月に入り「釜玉トリュフうどん」(880円)を提供したところ、見た目のインパクトからさらに話題になった。
1月26日からは、きつねうどんの油揚げの中にモッツァレラチーズを入れた「きつねモツァレラうどん」(680円)や、中華の酸辣湯麺(スーラータンメン)をアレンジした「酸辣うどん」(780円)の提供を始める。
北九州地区は、南区を中心として地元の市民に愛される肉うどんや、小倉発祥のうどんチェーン「資さんうどん」、「津田屋官兵衛」(小倉南区津田新町3)を起源とする店主のグループ「豊前裏打会」など、特色あるうどんを提供する店が多い。時津さんは「うどん店の店主は固定概念にとらわれて、目新しいメニュー開発を怠りがち。それらどれにも属さず、自分だけができるニューウエーブうどんを提供していきたい」と抱負を話す。
営業時間は11時30分~14時、18時~翌1時。日曜定休。