立ち飲み店「酒テラス門司港」(北九州市門司区西海岸1、TEL 093-600-2468)が門司港レトロ地区にオープンして3カ月がたった。経営は1888(明治21)年創業の老舗酒販店「島田酒店」(門司区栄町)。
JR門司港駅から徒歩約1分のビル4階にオープンした同店。店内にはコインを入れると「おちょこ1杯分」の日本酒やワインが注がれるサーバー6台を設置する。九州を中心にセレクトした日本酒30種を順次入れ替えながら提供するほか、若松区、門司区、小倉南区・平尾台などの北九州産ブドウを使ったワイン6種類も用意する。店舗面積は約15坪。カウンター席は店内中央に設け、窓から関門海峡と門司港駅の眺めが楽しめる設計になっている。
女将(おかみ)の長田教子さんは「徐々に口コミが広がり、地元客を中心にリピーターも増えてきた」と話す。
島田酒店五代目店主の島田一輝さんは、仲間とともに門司地区で栽培した「なると金時」などのサツマイモを原料に、芋焼酎「地芋(じいも)」を毎年製造・販売するなど、地域に密着した活動に取り組んでいる。同商品のネーミングは門司港のゆるキャラ「じーも」から名付けた。
一輝さんは「今月、星野リゾートが西海岸エリアにホテル『BEB5門司港』を開業するため、門司港観光の課題だった夜間の消費が活性化すると思う。当店は早めに閉めるが、0次会のスタートに使ってもらえたら。地元の案内役として飲食店などを紹介して回遊性を促したい。経済活性化の一助になれば」と期待を寄せる。
ドリンクメニューは、おちょこで提供する「日本酒飲み比べ」(3種、1,000円)、日本酒(500円)、生ビール「スーパードライ」「ペローニ」(以上、500円)、門司港レトロビール(600円)。クラフトビール「VACAN」(600円)、「ワイン(赤、白、ロゼ)」(800円)。ミントの代わりに門司名産のコブミカンの葉を使ったカクテル「MOJITO(モヒート)」(600円)など。
営業時間は12時~19時。火曜定休。