小倉紺屋町のイベントフリースペース「cafe de beach」（北九州市小倉北区紺屋町7）で1月7日～10日、「劇団ブルーエゴナク」の旗揚げ公演「エキゾチックプレシャス」が行われる。

　「もともとお笑い好きで演劇にも興味があったので、笑いを取り入れた演劇がしたいと考えるようになった」という同劇団の代表・脚本・演出を務める穴迫信一さんが、知り合いなどを通じて呼び掛けた5人で昨年7月に結成。「勘違いから生じるロマンチック」にこだわった、平均年齢21.2歳の若手演劇集団だ。「北九州地区での若手演劇集団結成は10年ぶり」という。

　同公演では、それぞれ問題を抱えた主人公6人のばらばらの物語が、謎の人物の登場をきっかけに絡み合っていく模様を、「笑いとドラマチックな展開」を交えて描く。脚本の特徴について、穴迫さんは「6人それぞれの物語が起承転結の順に進んでいくが、それぞれの物語の進み具合は順序不同となる点が斬新」と話す。「特に同世代の人に見てもらいたい。演劇を全く見たことがない人でも楽しめる内容」とも。

　出演は穴迫信一さん、橋本理由介さん、リンさん（以上、劇団ブルーエゴナク）、豊嶋千尋さん、細木直子さん、宮村早貴さん（演劇関係いすと校舎）、脇内圭介さん（飛ぶ劇場）。穴迫さんは「将来的には九州ツアー、東京進出を図りたい」と意気込みを見せる。

　開演時間は7日～9日＝18時（8日・9日は14時の回あり）、10日＝19時。入場料は1,800円（1ドリンク代込み）。ホームページから前売りチケットの予約ができる。