小倉の紫川河畔で7月26日～28日、「紫川夜市2012」が開催される。主催は、まちづくり団体の「紫川で、会いましょう。」実行委員会。

　会場となる勝山橋・紫江’sボードウォーク・リバーウォーク北九州横では、手作り雑貨クリエーターらによる約70店が出店。アクセサリーや衣料、雑貨などを販売するフリーマーケットゾーンと、ジェラートやイカ焼きなどの移動販売車が16店出店するフード屋台ゾーンで構成される。

　通常、休日の昼間に開催されることの多いフリーマーケットを夜の河畔で開催することで、「新たな街のにぎわい創出と、自宅の電気を消して出掛けていただくことで、エコ夏の節電にもつなげたい」と事務局の力島さん。会場周辺では通常使われる照明をあえて消灯し、暖色の電球を配置し夜本来の情景や水辺での涼しさを印象付ける演出を施す。

　「昨年までは2日間の開催だったが、夜の紫川河畔散策が好評で多くの人でにぎわった。今年は3日間に延長した」と力島さん。「初の試み」として、26日にはリバーウォーク北九州の大型ビジョンで「サイレント映画」を上映する。「にぎやかで騒がしいのも夏らしいが、静かにゆっくりと流れる時間を楽しむ夏の夜も風情があっていい」。上映時間は20時～22時。

　開催時間は17時～22時。