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門司港で昭和街頭紙芝居-仏・伝統人形劇「ギニヨールとコラボ」

「かつて、子どもたちの心をとらえて離さなかった紙芝居の良さを今に伝えたい」と田中さん

「かつて、子どもたちの心をとらえて離さなかった紙芝居の良さを今に伝えたい」と田中さん

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 門司港の「海峡ドラマシップ」(北九州市門司区西海岸1、TEL 093-331-6700)で11月4日、「昭和街頭紙芝居とフランス人形劇『ギニヨール』」が行われる。昨年来日したフランス伝統人形使い師のセバスティアン・ドゥ・フュステェールさんと、街頭紙芝居師の田中臣昭(とみあき)さんによるコラボ公演。

「世相を風刺するフランスならではのエスプリを日本語に翻訳して演じる」とフュステェールさん。

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 田中さんは、「紙芝居を約2万巻所蔵する」という「塩崎おとぎ紙芝居博物館」所蔵の昔ながらの紙芝居を街頭で演じる紙芝居師で、月替わりで昔話や時代活劇を演じ「かつて、子どもたちの心をとらえて離さなかった紙芝居の良さを今の時代に伝える」活動をしている。

 フュステェールさんは、「フランス人なら誰でも知っている」という「伝統人形劇『ギニヨール』を日本で紹介したい」と来日し、各地の子ども施設などで上演してきた。「世相を風刺するフランスならではのエスプリを日本語に翻訳して演じる」という。日本国内で上演してきた「ギニヨール」は、田中さんが声優としても関わってきた。

 「今回初めて同じステージ上に立つ。フランスと日本の異文化を体験してほしい」とフュステェールさん。「今後、この組み合わせで各地を公演して回りたい」と抱負を話す。

 公演時間は、1回目13時~、2回目15時~。観覧料は200円(水あめ付き)。

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