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小倉で震災復興支援「書道展」-被災地の「子どもたちの心の音」

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 小倉駅前「コレット/アイム」(北九州市小倉北区京町3)10階で1月25日から、東日本大震災で被災した子どもたちの書道展「子どもたちの心の音」が開催される。主催は不動産中央情報センター(東篠崎1)。同社の創立40周年記念事業として行われる。

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 東海地方を中心にラジオ・テレビ、書道パフォーマンスなどで活動する書家の矢野きよ実さんが、被災地の子どもたちと共にワークショップなどを通じて書きためてきた約50点の書を展示する。矢野さんによるトークイベント(14時~)も予定。

 矢野さんは震災直後、「日本の硯(すずり)生産シェア90%といわれる宮城県石巻市の雄勝地区に入り、がれきの中に傷だらけのすずりを見つけた。その後、被災地の「子どもたちの『心の音』を聞きながら一緒に書をしたためる」ワークショップ「無敵プロジェクト」を続けている。

 これまで阪神淡路大震災のボランティア経験があり、東日本大震災の復興支援を続けてきた濱村美和社長が、「被災地の報道が少なくなった今、震災を風化させず、忘れないこと、思うこと」を継続的に行うきっかけとして開くもの。

 開催時間は10時~23時(最終日は22時まで)。観覧無料。今月29日まで。

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