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小倉・旦過市場のうなぎ店「フル回転」 梅雨明け遅れ、出足鈍る

店頭で次から次へとさばかれるウナギ

店頭で次から次へとさばかれるウナギ

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 小倉・旦過市場の鮮魚店「武藤本家」(北九州市小倉北区魚町4)で「土用の丑の日」(7月24日)を前に、ウナギかば焼きの販売が繁忙期を迎えている。

購入客が次から次へと訪れる

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 店頭で次から次へとウナギをさばき、炭火の熱気立ち込める店舗奥の厨房でかば焼きを調理している。同店では「毎日数百尾、国産のものを生きたままさばき、90年間注ぎ足ししてきたタレと備長炭で焼き上げる。グラムによって異なり一尾2,200円から。豊漁のせいか、昨年よりも1割程度安い」という。

 50代主婦の購入客は「この時期にしか食べない季節ものだが、(大型店と違い)生きたウナギが目の前で調理されているものは安心感がある」と話す。店のスタッフは「九州だけ取り残されたように梅雨明けが遅れ出足が鈍いが、丑の日の後もピークは続きそう」と期待を込める。

 今年の「土用の丑の日」はもう一度、8月5日に訪れる。

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