市内外の人気パン店14店が自慢のアンパンを持ち寄るイベント「あんぱんパーク黒崎」が4月26日・27日、JR黒崎駅前で開催される。
会場は、同駅の利用客が毎日約3万人が往来する通路にもなっているペデストリアンデッキ上。これまで積極的なイベント開催などは行われていなかった。2017年、同スペースが「国家戦略特区」に指定されたことで、まちづくりやにぎわい創出のためのイベントを開催できるようになった。
イベントの実行委員長で、近くの「古民家カフェスペースアジト」(北九州市八幡西区熊手1)主宰者の時松順(すなお)さんは「この場所は、市民が気軽に集える広大な空間でありながら、日常はただの通路となっており、まだまだ活用の頻度が低い。地元活性化のためにたくさんのイベントを企画し、にぎわいづくりに貢献したい」と企画した。昨年5月、10月に次ぐ3回目。
出店するパン店は「篠ノめ」「Bakery Brick by Brick」(小倉北区)、「パン工房リーブル」(戸畑区)、「木村家」(八幡東区)、「ミニクロ」「パンガルソン」「桜パン工房」(八幡西区)、「ラ・ブーランジェリー・ド・ハリマヤ」(若松区)など。築上郡上毛町や糟屋郡宇美町など遠方のパン店も。
ほかに、アイスクリーム専門店「雪文」やチョコレート専門店「カカポン」(以上八幡東区)など、スイーツやコーヒー店7店も参加する。