うどんチェーン「資さん」(北九州市小倉南区上葛原2)が3月14日、臨時休校支援策としてワンコイン子どもメニューの提供を始める。
社長の佐藤崇史さんは「急に子どもたちの通う学校が休みになり、各家庭では食事の用意が大変だと思う。地域に愛される店を目指すうどんチェーンとして、できることを考えた」と話す。同チェーンの全46店舗で、「お子さまうどん」「お子さまカレー」(通常各330円、ゼリー2個、おもちゃ付き)を、小学生以下に限り100円で販売する。
同店では、新型コロナウイルス感染予防対策として、手洗いのハンドドライヤー使用中止や、設置箸を使うことをためらう客への割り箸提供、消毒液の利用を呼び掛けるポップ設置などの対策も講じてきた。
佐藤さんは「新型コロナウイルスのまん延報道以降、飲食業界全体が落ち込んでいるが、子どもたちのにぎやかな声が店内にあふれることで活気を取り戻したい」と期待を寄せる。
4月5日まで。