サンドイッチ専門店「さなぱん」が8月3日、イタリアンレストラン「ラ・ファリーナ」(北九州市小倉北区馬借3)のインショップとしてオープンした。
店主の金田さなえさんが、「ラ・ファリーナ」店主の重久健一さんの協力を得て、レストランが始業する11時ころまでに完売する、数量限定のサンドイッチ店として開業した。金田さんは夫と共に約10年間ラーメン店「泰玄(かね庵)」を営業してきたが、昨年、友人に店を譲って廃業。当時から飲食店仲間として親交が深かった重久さんに協力を仰いだ。
重久さんは「新しいお客さまの開拓につながるなどメリットは思いついたが、デメリットは思いつかなかったので(店頭の貸し出しを)快諾した」と振り返る。
提供するサンドイッチに使うパンは、「小麦粉と塩、水だけで発酵させる無添加素材にこだわったパン」といい、発酵に通常の20~30倍の時間を要する。「酵素やアミノ酸、ビタミンB類など自然のうま味が豊富に含まれている」とも。
「農薬や化学肥料、保存料などが使われていない、国産のものを選んでいる」という具材で作るサンドイッチは、現在「自然に近い環境で育った鶏の大人なたまごサンド」(450円)、「開放平飼いハーブ鶏のミートソースと自家製豆乳マヨのポテサラミートサンド」(500円)の2種。
営業時間は7時30分~11時ころ(なくなり次第終了)。木曜・金曜・土曜・日曜定休。