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八幡の酒蔵「溝上酒造」、宅内消費向け新ブランド「音」販売へ

溝上美音さん

溝上美音さん

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 地元酒蔵の「溝上酒造」(北九州市八幡東区景勝町、TEL 093-652-0289)が11月6日、宅内消費向け日本酒「天心 音(おと)」の販売を始める。

「女性が手に取りやすいデザイン」という「天心 音」

 同酒造は、例年9000人以上が訪れるという3月の蔵開きがコロナ禍で開催できなかったことや、飲食店やホテルの営業自粛によって出荷量が激減したことなど「売り上げが前年比で50%減。1844(弘化元)年の創業以来の危機」(マネジャーの溝上美音さん)という。日本酒需要が高まる年末から新年に向け、家庭内消費向け商品で巻き返しを狙う。

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 精米歩合60%、アルコール度15度、日本酒度+2、酸度1.6の純米酒。「辛口の中にもフルーティーな米本来の甘味が特徴で、日本酒通のお客さまにもおいしいと言ってもらえる味わい」という。

 「日本酒は好きだが4合瓶(720ミリリットル)は多すぎる」、「地元の日本酒を気軽に買えるサイズで販売してほしい」、「男性っぽいデザインが多く、ごみ出しの日にためらう」、「レジ待ちでかごの中に日本酒のボトルがあると恥ずかしい」などの消費者の声を受け、特に女性ターゲットを意識した300ミリリットルサイズの新商品ブランドを立ち上げた。

 ボトルデザインのコンセプトは「HAPPY」。「瓶を手に取り、お酒を飲む人が元気になる、楽しくなる、まるで音楽のような商品に」と、同酒造の主力商品「天心」に「音」を加えた商品名にした。

 価格は660円。初回出荷は2000本を予定する。市内の酒販店やスーパー、同酒造所直売店などで取り扱う。