大学生で写真家の加瀬息吹(いぶき)さんが1月17日、写真集「ウラコクラ」を刊行する。
「井筒屋 小倉店」で開催中の「きたきゅうフェスティバル」入り口で展示中
加瀬さんは、九州産業大学で写真を学ぶ現役大学生(4年)で、「ほろ苦い思い出のある路地裏や人情あふれる商店街の人々の表情などを、高校生の頃から5年以上掛けて撮りためてきた」と言い、A5サイズ(36ページ)の写真集としてまとめた。
ストリップ劇場前の路地を通学する小学生の姿や、ど派手な衣装が全国的な話題になる北九州の成人式、80歳からキックボクシングを始めたという老女のファイティングポーズ、衰退していく商店街の姿など、加瀬さんのショートエッセーを加えた北九州らしい写真が数多く並ぶ。
掲載した写真の一部は1月19日まで、「井筒屋小倉店」(北九州市小倉北区船場町)8階で開催中の「きたきゅうフェスティバル」エントランスで展示している。
価格は1,650円。全国の書店やアマゾンなどのネットで販売する。