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小倉の紫川河畔で「千の灯り」-竹灯籠2000基で送り火

辻さんが来場者に抹茶を振る舞う(昨年の模様)

辻さんが来場者に抹茶を振る舞う(昨年の模様)

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 小倉・京町の常盤橋(北九州市小倉北区京町3)のたもとで8月16日、竹灯籠に明かりをともすイベント「千の灯(あか)り」が開催される。主催は隣接する「京町銀天街」の協同組合。

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 小倉南区のタケノコの産地・合馬(おうま)から切り出された竹に、来場者らが約2000基の竹灯籠のろうそくをともす。琴の演奏やフォークソングライブなどを繰り広げるステージや、ビールやつまみの販売コーナーも設けるほか、「京町茶会」では来場者に抹茶を振る舞い東日本大震災への義援金を募る。

 東日本大震災後の、「日本全体が暗い雰囲気になり日本人の心を失いかけた時期に、お盆の送り火のように心の安寧を願い」(同協同組合理事長の辻利之さん)2011年から始められ、今年で3回目。「街の喧騒(けんそう)の中にありながら、ゆったりとした時間が流れる。夏の夕暮れ時、涼しい風が渡る紫川のそばで過ぎ去ろうとする夏を楽しんでほしい」とも。

 開催時間は18時30分~21時。

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