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小倉で「ミニFM開局」講座-「まちとラジオのコミュニケーション」を探る

講座の発想のもととなった同ビル屋上の塔屋

講座の発想のもととなった同ビル屋上の塔屋

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 クリエーター向けテレワーク施設「フォルム三番街」(北九州市小倉北区魚町3)は7月から、「三番街講座-自由ラジオをはじめよう」を開講する。

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 同施設は、中屋興産(魚町3)が保有する、以前大型衣料品店が入居していたビルの事務所やストックとして使われていた約100坪のスペース。什器やパーティションが残されているが、順次入居してくるクリエーターによって、段階的に整備が進められている。現在はシェアデスク方式で、ウェブデザイナーやNPO法人など4者が入居している。将来的には、アーティストのアトリエやギャラリーなども備えたアートイニシアティブとしての活動も視野に入れている。

 同講座は、ミニFMラジオ局をつくる過程を学ぶスクール形式の講座。「狭いエリアや小さなコミュニティーとの関係性を重視したものとなる。より面白くて深いコミュニケーションを、まちとラジオの間でつくりたい」と講師の毛原大樹さん。

 今後は、美術・デザイン・建築・文学・ものづくりサービス・まちづくりなど幅広い講座を準備しているという。「これらの講座を受けて、すぐに何かの役に立つというものでもないが、このまちの魅力やポテンシャルをあらためて考え直すきっかけになれば」と中屋興産社長の梯(かけはし)輝元さん。

 開講日は7月6日・20日、8月3日17日、31日の全5回。受講料は5,000円(5回分)。問い合わせは中屋興産(TEL 093-531-0331)かフォルム三番街ウェブサイトまで。

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