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九州鉄道記念館で鉄道部品展-往年の列車から取り外した部品を一堂に

行き先表示板  すでに廃駅になったものもあり、貴重なものが多い。

行き先表示板  すでに廃駅になったものもあり、貴重なものが多い。

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 九州鉄道記念館(北九州市門司区清滝2、TEL 093-322-1006)で現在、「鉄道部品の魅力-駅、線路、車輌」展が開催されている。

マニア注目のEF30型のナンバープレート

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 昭和40~50年代に九州で運行されていた鉄道を中心に、車両についていた製造元が記されたプレートや、行き先や列車名を表示したヘッドマーク、実車の写真や放送用の機材など、貴重な資料を数多くそろえた。

 多くの展示物の中でも、国鉄時代の1961(昭和36)年~1987(昭和62)年の間、関門トンネルを運行していた交直流両用電気機関車EF30型のナンバープレートは貴重なもので、当時の車体の塗料がついたままのステンレス板を展示している。

 「時代による行き先表示板の変化を見てほしい」と副館長の宇都宮さん。「古い行き先表示板が年代ごとに一望できる機会はなかなかない。ディーゼルなど、現代ではなくなってしまった鉄道の部品を見て、来場者それぞれが持つ懐かしい記憶を思い出し、郷愁を味わい楽しんでほしい」とも。

 同館では、「館長おもてなし!ガイドツアー」も毎月第1水曜日(14時から20分程度)に開催。、館長ならではの鉄道エピソードを交えながらガイドする。

 開館時間は9時~17時(入館は16時30分まで)。入館料は、大人=300円、中学生以下=150円。7月31日まで。

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