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「北九州家守舎」の新卒採用項目、「求める人物像」がユニークと話題に

火災跡地をコンテナレストラン「クッチーナ・ディ・トリヨン」に改修した事業では、収益から、面するアーケードの撤去費用を捻出するなど、事業の中に「まちへの貢献」を盛り込んだ。

火災跡地をコンテナレストラン「クッチーナ・ディ・トリヨン」に改修した事業では、収益から、面するアーケードの撤去費用を捻出するなど、事業の中に「まちへの貢献」を盛り込んだ。

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 遊休不動産の利活用事業を手掛けるコンサル会社「北九州家守舎」(北九州市小倉北区魚町3)が6月25日、来春卒業予定の学生を対象にした社員募集を始めた。エントリーシート項目の「求める人物像」がユニークだと話題になっている。

 同社ホームページでは、「ボケよりツッコミ」「勉強より遊び」「SというよりM」「ネガティブよりポジティブ」を「求める人物像」に掲げ、それに対する解釈を、エントリーシートに400字以内で記述するよう入社希望者に求めている。

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 このほか、「自己PRを大風呂敷で記述」などのユニークな項目もあり、採用要項を見た「北九州まなびとESDステーション」(同)に集う大学生からは「ハードルが低いようで高い」「ある意味勇気がいる」「親には説明しづらい」などの声が挙がっている。取締役の片岡寛之さんは「エントリーシートから論理的な思考能力や旺盛な創造力、果敢な冒険心を読み取る。自分だけでなく周辺を巻き込んで人生を積極的に楽しもうとするプロデューサー的な人が望ましい」と期待を込める。

 まちなかの遊休不動産をテーマに事業提案を構築する「リノベーションスクール」の発起人らで設立した同社は、2012年の創業から、シェアハウスやコワーキングスペース、コンテナレストラン、UR(都市再生機構)とコラボした大型団地再生事業など、これまで10以上の遊休物件を事業化につなげてきた。ほかの不動産関連企業とは一線を画した事業展開に取り組んでいることで知られ、まちづくり団体や行政関係者の視察も多いという。

 採用枠は1~2人。エントリーシートの受付締め切りは7月31日。