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小倉中心部の「歩道橋」撤去、バリアフリー化進む

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 小倉北区の中心市街地で現在、浅香通りと小文字通りが交差する「紺屋町交差点」に架かる「小文字歩道橋」の撤去工事が本格化している。

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 同工事は10月30日の深夜から本体の撤去に取り掛かり、10月30日~11月3日の23時~翌6時まで、同交差点への車両進入はできない。

 市建設局担当者は「1971(昭和46)年に架けられたもので老朽化もしており、高齢者を中心に(狭く折り曲がる階段が)使いづらいという声が上がっていた」と話す。街路整備におけるバリアフリー化については近隣の小倉中央小学校に通う生徒や住民にアンケートを取り、集計を反映した結果、横断歩道への切り替えを決めたという。

 周辺地域の飲食店から流れてくる酔客が横断歩道を使わず夜間に車道を横切るなどの危険行為も頻発していた。4年前には同様の理由で、同交差点の約300メートル西側にあった「平和通り歩道橋」も撤去されている。

 10月30日現在、すでに路上の横断歩道や歩行者用信号は整備されている。撤去工事は11月3日まで、横断歩道の書き換えなどそのほかの工事は12月末までに終わる予定。

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