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小倉城「竹灯籠1万本」点灯イベント 今秋開催へ

合馬地区で竹の切り出しを進めている

合馬地区で竹の切り出しを進めている

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 まちづくり団体「We Love小倉協議会」(事務局=北九州市小倉北区魚町3)が小倉城周辺に1万本の竹灯籠をともすイベント「小倉城竹あかり」の実行委員会を5月に発足し、11月の開催に向けて準備を進めている。

猛暑の中、竹灯籠加工も行っている

 昨年、「日本三大夜景都市」に選定された北九州市。高台から眺めたまちの夜景だけではなく、工場夜景や郷土色豊かなまつりなど、市内各所に点在する夜の風景が評価された。市は、小倉城の夜間ライトアップなど中心市街地の魅力向上にも努めているが、「夜景のシンボルになるようなものを市民で作りたい」と、実行委員長で老舗日本茶店「辻利茶舗」(魚町1・3)会長の辻利之さんが周囲に呼び掛けた。

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 門司港レトロ地区で「キャンドルナイト」を主催する伊崎司善(もりよし)さんが賛同し、竹灯籠を1万本並べること提案した。北九州市南部は「合馬のたけのこ」の産地として知られているが、同時に、急激な竹林面積増大への懸念も沸き起こっている。「竹害から竹財へ」と、竹林所有者らに呼び掛け材料の提供も見通しがついた。

 北九州市は「循環型社会の創生-SDGs」も提唱している。取り組みは、市産業経済局や企画調整局など複数の部署の協力も得て、切り出した竹数十トンの暫定的な置き場所や灯籠への加工場として廃校になった小学校の提供など、多くの人を巻き込む動きとなりつつある。

 現在、クラウドファンディングでイベント開催資金を募っている。得た資金は、竹灯籠の搬入・搬出・撤去・廃棄などに使う予定。

 「『小倉城 竹あかり』を秋のビッグイベントとして定着させ、シビックプライドを醸成し、遠方から訪れてみたいと言われるにぎわいをつくりたい」と辻さん。開催期間は11月2日~4日(1日は前夜祭)を予定する。

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