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北九州のゼンリンが「文具」進出 女性ターゲットに4種

女性チームによって企画・商品化された

女性チームによって企画・商品化された

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 住宅地図大手の「ゼンリン」(本社=北九州市戸畑区中原新町)は1月15日、地図をデザイン化した文房具4種を発売した。同社が文具事業に取り組むのは初めて。

クリアファイル(410円)

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 同社が掲げる「地図の新たな市場を創造する」という中期経営計画を踏まえ、女性社員らの企画チームが「地図をデザインして使えるもの」として身近な文具に着目し、「街が重なる」クリアファイル、「道路にメッセージが書ける」マスキングテープ、「ラッピングにも使える」ノートパッド、「街のストーリーを贈ることができる」しおりの4種を開発した。

 購入者層のターゲットとなる20~30代の女性が街の姿としてイメージする「働く街(東京丸の内)」「多く出掛ける街(表参道)」「住みたい街(吉祥寺)」と、「自社の地元である福岡(天神)」を加え、それぞれのアイテムに4つのエリアの地図をデザインしている。

 「待ち合わせのメモとして印を付けて手渡すこともできる」というノートパッドは、「正方形にすることで小さなものも包みやすく、メッセージを折り紙にして手渡すこともできる」と、女性らしい細やかな気配りも込めた。

 「初めての事業で販売目標などは定めていないが、売れ行き次第ではほかのエリアやアイテムにチャレンジしたい」と販売促進担当者。

 価格は、クリアファイル=410円、マスキングテープ=464円、ノートパッド=410円、しおり=432円。「ロフト小倉店」(小倉北区京町3)で購入できる。

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