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小倉駅そばのイタリアン「パッソ」、10年来のコンビが力合わせて2周年

マネージャーの宮原さん(左)とシェフの吉野さん。

マネージャーの宮原さん(左)とシェフの吉野さん。

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 小倉駅新幹線口そばの「トラットリア&カフェ PASSO(パッソ)」(北九州市小倉北区浅野2、TEL 093-511-0103)が昨年12月、2周年を迎えた。

店舗奥には間仕切りの出来るスペースもあり、団体客にも対応する。

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 店舗面積は約60坪、席数は約50席。ビジネスホテル1階のしばらく空き店舗だった場所に「何か新しいレストランを」とホテルオーナーに声を掛けられたのが出店のきかっけ。マネジャーの宮原浩平さんとシェフの吉野構祐さんは「リーズナブルでカジュアルなイタリアンレストラン」をコンセプトに据え、比較的価格を抑えたアラカルト中心にメニューを構成した。

 「小倉駅の北側には食事をする店が少なく、お客さまには『穴場的に』使っていただいている」と宮原さん。客単価も当初の想定よりも上がり、「よりグレードの高いコースメニューも設定して、お客さまのニーズに合わせている」とも。

 現在、冬限定の宴会用メニューとして「ワイン鍋」を提供している。自家製ブイヨンに赤ワインまたは白ワインを合わせた特製スープで肉・野菜を食べるオリジナル料理で、新年会利用の団体客などから好評を得ているという。

 2周年を記念して、イタリアンフルコース「チェーロ」(3,900円)の、通常白身魚を提供する魚料理を1月限定で「オマールエビ」に変更して提供している。ボトルワインは3割引で提供している。

 宮原さんと吉野さんは約10年間、数軒のレストランで共に仕事をしてきた。「このコンビで2年間やって来られたのも、それまでの長い積み重ねがあるから。これからもお客さまに喜ばれる店づくりを、力を合わせて頑張っていきたい」と意気込みを見せる。

 営業時間は11時30分~23時。

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