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小倉で「不思議の国のアリス 世界のブック展」-1865年の初版本も

マクミラン社(イギリス)の1869年刊の英語版
挿絵ジョン・テニエル(写真手前中央)

マクミラン社(イギリス)の1869年刊の英語版 挿絵ジョン・テニエル(写真手前中央)

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 「不思議の国のアリス 世界のブック展」が3月24日、北九州市立文学館(北九州市小倉北区城内4 TEL 093-571-1505)で始まった。

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 発表以来、幼少期から青春時代の多くの人により読み続けられてきたルイス・キャロル原作の「不思議の国のアリス」。言語、宗教、人種の壁を越えて世界中の人に愛されてきた名著だが、この書籍を世界各国から集めた。

 会場では、「不思議の国のアリス」(初版、1865年)、英マクミラン社の1869年刊の英語版などの希少な本から、芥川龍之介、菊池寛が訳した日本版、珍しいアラビア語版など、世界各国で出版された35点を展示している。世界各国のお国柄や出版された時代を反映し、アリスの姿を描いた表紙や挿絵も多彩。イギリスで活躍した著名なイラストレーター、ジョン・テニエルの挿絵も個性を放つ。

 開館時間は9時30分~19時(土曜・日曜・祝日は18時まで)。月曜休館、入館料は、大人=200円、中高生=100円、小学生=50円。4月10日まで。

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