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八幡のカレー店、老舗の「のれん分け」から独立-「龍から鬼へ」店名変更

新しい店名「鬼」は、原田さんも「カレー作りの執念を感じる。気に入っている」という。

新しい店名「鬼」は、原田さんも「カレー作りの執念を感じる。気に入っている」という。

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 JR八幡駅前のカレー店「カレーの龍」が3月、独立に伴って店名を改め「カレーの鬼」(北九州市八幡東区西本町2、TEL 093-230-1838)となって1カ月が過ぎた。

「大盛」に「とんかつ」をトッピング。

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 「カレーの龍」は1963(昭和38)年、JR小倉駅前に創業した老舗のカレー店で、店主の原田淳さんは2008年に「のれん分け」で同所に開業した。40年以上営業を続けた老舗カレー店で、地元では有名な店だっただけに、初の「のれん分け」は話題になった。

 創業者の親族からルーづくりの指導を受けながら開店したが、やがて原田さんは本店にはない「辛さのレベルを変えたメニュー」を開発した。「味を変えずに辛さを変えるのに苦労した」と原田さん。トッピングやサイドメニューも地域や客層に合わせて工夫し、「4年間で自分なりのオリジナルカレーを作り上げてきた。老舗ののれんから離れ、自分のカレーで勝負をするタイミング、『守破離』だと感じた」という。

 店名は、「月」「夢」「心」などいくつか候補があったが、長女の一言「鬼がいい」で決まった。原田さんも「カレー作りの執念を感じる。気に入っている」という。

 主なメニューは、カレー「並盛」(550円)、「大盛」(650円)、「特盛」(750円)、「小盛」(350円)。辛さの度合いは「辛口」(50円)、激辛(100円)、「鬼辛」(150円)、「超鬼辛」(200円)で調整できる。他にトッピングメニュー「チキンカツ」「とんかつ」(以上300円)、「八幡揚げギョーザ」(200円)、「チーズ」「納豆」(以上50円)など。

 営業時間は11時~20時(日曜は17時まで)。

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