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小倉の酒販店が「義援酒」企画-被災地の地酒を消費して復興支援

2月に改装された林田酒店

2月に改装された林田酒店

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 JR小倉駅新幹線口近くの林田酒店(北九州市小倉北区京町2)が4月28日・29日、東北地方の日本酒を消費して震災復興の支援をするイベント「北九州からわっしょい東北・東北の酒フェスタ」を開催する。

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 震災で落ち込んだ東北地方の地酒の消費を盛り上げることで復興支援につなげようと企画された同イベント。普段、店内に立ち飲み(角打ち)コーナーは設けていないが、閉店後の店内で飲み放題・食べ放題のイベントを行う。売り上げの一部と当日設置する募金箱のお金で食料を買い被災地へ送る。

 「今回の震災で被災した酒蔵は、私が調べた限りで22以上。そのうちの連絡がついた3つの酒蔵から送っていただいた5種類の酒を提供する」と専務の林田なおこさん。「多くの酒蔵が全半壊し製造もままならないが、在庫の一部を早期に換金することも支援につながるのでは」とも。

 産業医科大学(八幡西区医生ケ丘1)の医療支援チームとして被災地へ行った医師の体験を卓話として語るイベントも予定する。「今後も継続的な支援を続けるために、酒販店として何ができるかを考えていきたい」と林田さん。

 開催時間は両日とも19時~23時。料金は、19時~21時=飲み放題・食べ放題3,500円、21時30分~23時=飲み放題2,000円。人数限定で予約を受け付ける。

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