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小倉のゴスペルクワイヤーグループが公演-急逝した指導者に感謝の意込める

小倉インマヌエル教会での練習の模様。ストレッチから始めた練習は、次第に熱を帯び本番さながらの熱唱となった。

小倉インマヌエル教会での練習の模様。ストレッチから始めた練習は、次第に熱を帯び本番さながらの熱唱となった。

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 北九州・福岡・山口を中心に活動するゴスペルクワイヤーグループ「Angelic Shout(エンジェリック・シャウト)」が9月24日、北九州市男女共同参画センター「ムーブ」(北九州市小倉北区大手町)でゴスペル公演「GIFT-愛を込めて」を行う。

月3回、木曜日に行われる練習。メンバーはそれぞれ仕事を終えてやってくる。

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 エンジェリック・シャウトは1997年、小倉インマヌエル教会の信徒で、ジャズボーカリストや音楽教師を経験したマリア佐藤美紀子さんが創設。以来、病院やホスピスでのゴスペル公演やワークショップを行ってきた。現在は10~70代の男女約70人が在籍するが、7月に行われる予定だった定期公演の準備を進めていた今年4月、佐藤さんは急逝。その後、残されたメンバーで準備を進めたが「追悼企画」となることを嫌った佐藤さんの遺志を継いで仕切り直し、今回の公演にこぎ着けた。

 「喪に服すなどの後ろ向きなことが嫌いだった佐藤先生の遺志を継いで、今回のテーマは『GIFT』とした。それは先生への感謝と共に、ゴスペルを歌うことの喜びや感動の瞬間を次世代へつなぐという意味を込めている」と広報担当の友澤由佳里さん。「感情の表現をストレートに表現できることがゴスペルの一番の魅力。型にはまらない、ステップやダンスの要素でそれぞれの個性を生かしつつ、全体のハーモニーをつくり上げた時の感動はゴスペルならでは」とも。

 エンジェリック・シャウトを「卒業」して、プロのゴスペルグループになったメンバーも。今回の公演ではそうした卒業生を含め、総勢約90人がステージに立つ。「多くの人から頂いた『GIFT』を歌声にして、ゴスペルが持つ癒やしやパワーを観客の皆さんに届けたい」と友澤さん。

 開場17時30分、開演18時。前売り券は、大人=2,000円、高校生以下=1,500円(当日券はそれぞれ500円アップ)。

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