北九州の「井筒屋小倉店」屋上バラ園-バラの見頃終盤に

屋上は、「小倉都心部に残された貴重な空間」として来店客らに親しまれている

屋上は、「小倉都心部に残された貴重な空間」として来店客らに親しまれている

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 「井筒屋 小倉店」(北九州市小倉北区船場町)屋上の「ローズガーデン」のバラの見頃が終盤を迎えている。運営は、バラ愛好家グループの「北九州くきのうみばら会」。

「現代バラの王様」とも言われる「ハイブリッドティ」や、一株に10輪以上咲かせる「フロリバンダ」など多様なバラを楽しめる

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 約100坪の園内に約260種820株が咲くバラ園として、愛好家の間で知られている。「屋上緑化」工事が行われた2008年に始まり今年で7回目。5月初旬から花を付け始めたバラは、剪定目前の「最後のバラの香りを放っている」。

 「今年は急な雨と好天が繰り返されたことや3月に土を入れ替えたことで、たくさんのバラがきれいに咲いた」と同会スタッフ。「統計は取れていないが、例年よりも見に来られたお客さまはぐっと増えた」とも。5月29日に剪定(せんてい)をする予定で、「次の見頃は約50日後の7月中旬以降、霜の降りる時期まで開花と剪定を繰り返して、半年間バラを楽しめる空間づくりをする」。

 開場時間は10時~18時30分。

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