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小倉・魚町銀天街で絵画展「私は今ここにいる」-ビル階段などギャラリーに

「今後も、その時、その場所で生きているという自分を見つめた絵を描き続けたい」とyocoさん

「今後も、その時、その場所で生きているという自分を見つめた絵を描き続けたい」とyocoさん

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 小倉・魚町銀天街の中屋興産ビル(北九州市小倉北区魚町3)で4月25日、洋画家yocoさんの油絵展「私は今ここにいる」が始まった。

階段や踊り場に近作11点を並べた

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 同ビルの2階から3階に通じる階段や「踊り場」をギャラリーとして、近作の絵画11点を展示している。ビルに面する「サンロード商店街」を行き交う人々や近隣の商店主らを描いたF100号の大作「Le Passage サンロード」も展示している。「昨年、火災という不幸もあったが、そこに集う人々はサンロード(太陽の道)というアーケードと共に光を放っている。そんな日々の営みを封じ込めた」とyocoさん。

 yocoさんは、昨年同ビルに開業した雑貨クリエーター向けインキュベート施設「ポポラート三番街」に入居し、「1年たって、かけがえのない方々との出会いや自分に向き合う時間を得た」と振り返る。「今後も、その時、その場所で生きているという自分を見つめた絵を描き続けたい」と抱負を話す。

 開催時間は10時~19時。5月6日まで。

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