《写真ニュース》2013年に閉店した老舗イタリアン「TIZIO（ティジオ）」（北九州市小倉北区紺屋町1）の解体工事が始まった。1986（昭和61）年開業した同店は、バースペースとレストランスペースに別れ、背伸びをしたい若者や大人たちが集う豪華なイタリアンレストランとして「バブル期」には人気店となった。内装のデザインは「門司港ホテル」のデザインでも知られる、内田繁さん（故人）。 2000年代に入ると、繁華街の中心が鍛冶町や堺町に移動し、近年はさらに魚町に移動したことで、紺屋町自体が衰退していた。