小倉のラーメン店で組織するグループ「六倉會」が6月6日、店舗数とエリアを拡大し、北九州市・遠賀地域・筑豊地域のラーメン店13店から成るグループ「九州ラーメン連合 六倉会」へとリニューアルした。

「13店の食べ歩きマップ」作成－「13店の食べ歩きラーメンマップ」表面。

　同会は、昨年3月に行われた「第1回 北九州ラーメンフェスティバル」で知り合った6店の店主たちが、「横のつながりや情報共有」を求めて発足。同年11月には、互いの客を紹介し合い「それぞれの知名度を上げよう」と、各店で利用できる共通の100円引きクーポンの配布を始めた。

　今年3月には「第2回 北九州ラーメンフェスティバル」が開催され、「『ラーメン屋が薦めるラーメン屋』のブランドイメージを確立したい」と、他店のメンバーにも参加を呼び掛けた。呼び掛けにあたっては「店主同士が本当におすすめできる味やサービスを提供している店を厳選した」と、会長を務める「らーめん 志士」の店主・別所武さん。

　新しい会としての販促活動は、「全店を掲載した食べ歩きマップ」を作成し、各店独自のサービスやオリジナルT シャツを進呈する「ポイントカード」を発行するなど、「13店の個性的な味を楽しく食べ歩いてもらえるように工夫した」という。

　グループ参加店は「らーめん 志士」「らーめん 泰玄」「九州黒豚とんこつラーメン 拓味亭」「久留米ラーメン 宝龍」（以上、小倉北区）、「らーめん 福来家」「久留米ラーメン 一龍」（以上、小倉南区）、「麺屋 新月」（八幡東区）、「ラーメン 天晴」「らぁめん 鉄兵」（以上、八幡西区）、「ラーメン・餃子 大勝」（門司区）、「元祖 がんこもんラーメン」（遠賀郡岡垣町）、「ラーメン 壱番亭」（直方市）、「サッポロラーメン 時計台」（飯塚市）。

　6月5日には、「北九州ラーメンフェスティバルでお世話になっている」門司港駅周辺の清掃活動を店主たち全員で行った。