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門司港「海峡ドラマシップ」でロシア民話人形劇-日本人女性が一人芝居

「東欧で上演してきた『金のさかな』を地元の子どもたちに見ていただきたい」と谷口さん

「東欧で上演してきた『金のさかな』を地元の子どもたちに見ていただきたい」と谷口さん

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 門司港の「海峡ドラマシップ」(北九州市門司区西海岸1)で11月17日~19日、人形劇ユニット「Divadlo(ヂバドロ)501」(小倉南区)によるロシア民話人形劇「ズラタリプカ-金のさかな」が行われる。

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 同ユニットは、主宰する谷口直子さんがチェコ共和国在住の美術家・林由未さんと共同で制作する「人形劇とも何ともつかない一人芝居」(谷口さん)で、これまでチェコを含む東欧2カ国・7カ所で上演してきた。「現地の上演で受け取ったアンケートでは、公演への感謝の気持ちや表現へのアドバイスなど、心からの感想を多く頂いた。現地の観客によって磨かれた『金のさかな』を地元で上演することができて本当にうれしい」と話す。同公演は10月に始まった「海峡演劇祭」のフィナーレとして上演される。

 谷口さんは大学卒業後「文学座付属演劇研究所」に入所し、演劇の道を本格的に歩み出した。その後は舞台俳優として活動を重ね、2009年、「文化庁新進芸術家海外研修制度」を利用して、チェコ共和国に約1年間滞在しながら、国際ワークショップなどに参加し、現地の人形劇や演出手法を身に付けた。昨年帰郷し、夫・渡辺圭さんと共に家具店兼アートスペース「501ファニチャー」をオープン。「アイアンシアター」(八幡東区)による「えだみつ演劇フェスティバル」にも参画するなど、精力的に演劇活動を続けている。

 開演時間は15時。観覧料は、大人=1,000円、中高生=500円、小学生以下無料。

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