八幡西区に7月21日、北九州初のルノー車ディーラー「ルノー北九州」（北九州市八幡西区樋口町）が開業した。経営は、輸入車専門店や中古車店を展開する「バージョングループ」（福岡市博多区）。

　「北九州初」のルノー専売店で、面積約40坪のショールームに「ルーテシア」「カングー」「メガーヌ」などの新型車を並べる。試乗車として「キャプチャー」も用意。店長の東伸哉さんは「ファッション関係やクリエーターなど感度の高い職業の方にユーザーが多いが、北九州は『ルノー空白地』だった。これまで（最も近い店舗のある）福岡市までわざわざ足を運んでいただいていたが、より身近に感じてもらいたい」と話す。

　グループ系列店ではほかに「フィアット」「アルファロメオ」「マセラティ」「フェラーリ」などのイタリア車を取り扱うが、「デザイン性重視のイタリア車にはない実用性がある。これまで取りこぼしてきたファミリー層に、フランス車らしいおしゃれさと乗りやすさをPRしていきたい」と東さん。

　営業時間は10時～20時。水曜定休。