「第48回衆議院議員総選挙」を控え、北九州の地元飲食店を応援するフェイスブックグループ「北九州うまいもん研究会」は10月10日、期日前投票での「投票済証」を提示した客に特典を付与する「選挙割」を始めた。

　北九州市における最近の投票率は、2017年「北九州市議会議員選挙」＝39.20パーセント、2016年「参議院議員通常選挙」＝50.44パーセント、2015年「北九州市長選挙」＝35.88パーセント、同「福岡県知事選挙」＝34.50パーセント、同「福岡県議会議員選挙」＝35.05パーセントといずれも低調な投票率となっており、同グループの「『投票率アップ』『商店（地域）振興』『消費者還元』の三方良し」につながればという呼び掛けに各店が応じたもの。

　同グループ世話人代表の大谷竜也さんは「個店レベルで選挙割を実施している店もあるが、こうしてまとまることで市民と政治との一体感や、投票機運の醸成を図りたい」と期待を込める。

　各店の特典内容は、「辻利茶舗」（魚町1、魚町3）＝抹茶ソフト（300円を100円）、「キッチンQ別館プロキオ」（京町3）＝唐揚げ弁当（864円を500円）、「インドキッチン・ギタンジャリ」（室町2）＝ランチ200円引き・ディナー300円引き、「ラーメン拓味亭」（熊本1）＝ギョーザまたは唐揚げサービス、「焼とり権兵衛」（片野4）＝フライドポテト（400円を100円）、「酒房 武蔵」（魚町1）＝最初の生ビール1杯サービス、「味処 板くら」（鍛冶町1）＝季節のお通し1品、「麺屋慎之輔」（堺町1）＝ラーメン注文者に「大盛」または「ワンタン3個」サービスなど。

　飲食店以外の参加も目立ち、「小文字歯科クリニック」（大畠3）＝歯ブラシプレゼント、「パソコン市場 小倉店」（江南町7）＝2,000円以上購入者にUSBメモリプレゼントなどで、「参加店舗を前回以上の20店舗程度集めたい」とも。