リバーウォーク北九州（北九州市小倉北区室町1）5階に4月28日、レストランウエディング「THE BLUE RIVERWALK」がオープンした。運営会社は「ファイブスターウエディング」（下関市）。

「小倉城を借景」にした教会も併設する。

　席数は120席。西日本を中心に結婚式場27カ所を展開する同グループが、これまで大規模披露宴会場に併設する形でレストランを営業してきたが、同店は商業施設の中へ初めて単独出店するもの。「グループ内でも全く新しい取り組みで、重責を感じている」とマネジャーの山本一征（かずゆき）さん。

　黒で統一した内装は「通常、披露宴会場では『黒』は嫌われるが、花嫁の衣装が最も映える。既成概念にとらわれないスタイリッシュな空間づくりを目指した」という。プロデュースは「ミシュラン京都大阪神戸2011」に掲載されたホテル「THE SCREEN」（京都市中京区）が手掛けた。

　商業施設内への出店について、「『20～30代の結婚前の女性』という客層は、リバーウォーク北九州とも合致する。ここにオープンすることで、グループ全体のイメージアップもあるが、一般的な披露宴会場では飽き足らない客層や『カジュアルな披露宴』を志向するお客さまにアピールしていきたい」と山本さん。「館内放送もできるので、一般のお客さまにも新郎新婦を祝っていただくこともできる」とも。

　同日、ウエディングサロン（2階）、スワロフスキーやクリスタルで装飾された教会（5階、100席）もオープンした。

　営業時間は10時～21時。