JR九州や周辺の事業者で組織する「門司港駅グランドオープン実行委員会」は、3月10日にグランドオープンする「門司港駅」関連イベントの概要を発表した。

【動画ニュース】復原工事完成間近「門司港駅」で試験ライトアップ

　2012年から約7年間にわたって改修工事を行った門司港駅。昨秋から建物を覆っていた足場が外され、復原された創建当時の姿が徐々に見えるようになり、市民や観光客の間で期待感が高まっていた。

　9日の前夜祭では駅舎ライトアップ点灯式やジャズライブなども行い、当日9時30分からテープカットなどのオープニング式典、12時から「よさこい」や地元の伝統芸能などのステージイベントが行われる。

　17時からはジャズボーカリスト・青木カレンさんが、18時からは「東京スカパラダイスオーケストラ」の冷牟田竜之さんが立ち上げた新バンド「MORE THE MAN」がそれぞれ登壇する予定。19時から30分おきに、駅舎をスクリーンに「門司港の過去と現在、そして未来」をテーマにしたプロジェクションマッピングも。

　駅構内では、9時30分から1922（大正11）年製造の「8620型蒸気機関車」を展示公開するほか、12時30分から、イラストレーター・わたせせいぞうさんが描き起こしたイラストで外装をラッピングした普通列車の出発式などを行う。

　オープニングに先駆けて、3月1日から周辺の飲食店が期間限定のメニューを提供する「門司港レトログルメ博」なども開催される予定。