小倉駅から「魚町銀天街」（北九州市小倉北区魚町1～3）を中心とする繁華街一体で1月10日、「小倉十日ゑびす祭 宝恵（ほえ）かご道中」が行われる。

小倉城天守閣広場に勢ぞろいした「芸者」ら（昨年の模様）

　商店街関係者や公募で選ばれた「ミス十日ゑびす」と「まちの世話役」ら約40人が、「まちに福を呼び込む縁起練り歩き」を数回に分けて行うもの。1948（昭和23）年から続けられ、芸者姿のミスらが「商売繁盛、よいよいやー」の掛け声とともに練り歩く行列は、アマチュアカメラマンらのシャッターチャンスとしても知られ、多くの見物客でにぎわう。

　「景気低迷が叫ばれて久しいが、まつりを機にまず小倉の中心市街地から景気を盛り上げていきたい」と魚町商店街振興組合理事長の梯（かけはし）輝元さん。

　開催時間は10時～17時。経路などはホームページで確認できる。